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最近の映画事情[キラーコンドーム]

映画の話です。
素人はどっちかってーと洋画好きです。字幕派です。
口の動きとセリフが合ってないと違和感があって気持ち悪いのです。

そして素人は素人なので大抵の映画には「面白かった」とコメントします。
このブログで紹介した映画がつまらなかったとしても責任は負いません。
あしからず。

というわけで最近見た映画の話。

先日、1996年のドイツ映画「キラーコンドーム」を見ました。
監督はマルティン・ヴァルツ、主演はウド・ザメール。
最近の映画事情[キラーコンドーム]_c0135432_1642977.jpg

舞台はニューヨーク。

とあるホテルで男性のペニスが何者かに食いちぎられる事件が起き、ゲイの刑事ルイージ・マカロニ(ウド・ザメール)は捜査のために現場となったホテルを訪れる。そのホテルでイケメンの男娼ビリー(マルク・リヒター)と知り合い、彼と事に及ぼうと事件現場となった部屋を借りる。しかし二人がベッドで乳繰り合っていると、ベッド脇に置いてあったコンドームが、ルイージの片方の睾丸を食いちぎったのである。

連続ペニス切断事件の犯人がコンドームであると知ったルイージは、同僚のサム・ハンクス(ペーター・ローマイヤー)や元刑事で現オカマのボブ・ミラー(レオナルド・ランシンク)らと共に、睾丸の仇を打つべくチ○コ食いコンドーム、「キラーコンドーム」の捜査をはじめるのだった……


ストーリーはだいたいこんな感じ。
割と有名ですし、ご存知の方も多いでしょう。いわゆるな「しょーもねぇな」という感じの漂うB級ホラーコメディ映画だが、雰囲気はなかなか良く、ほどよい緩さと緊張感の中間が、気楽に見れるという点でプラスといえる。
役者の演技もコメディのツボを抑えているかな、と個人的には思う。

あとスタッフがすごい。
「ネクロマンティック」の監督ユルグ・ブットゲライトが特撮を、「エイリアン」のデザインで知られるH・R・ギーガーがキラーコンドームのデザインを担当している。まぁぶっちゃけ素人はどっちも見たことないんですけどね。ネクロマンティックのDVD高すぎないか、あれ。どんなプレミア商品だよまったく。

イケメン男娼ビリーと巨根の壮年刑事ルイージのラブシーンも、なかなかどうしていい雰囲気。ゲイホモの気のない素人も、これはこれでアリだな、と思いながら見てました。
最初にコンドームに睾丸持ってかれて以降、ビリーを冷たく突き放していたルイージがついにビリーへの気持ちを認め、エレベーターでキスするシーンなど、軽く感動ものです。コメディなのにそこで感動したのです。

役者もみんなコミカルでいい演技しますし、ネタの仕込みも多く見どころ満載。

ネタ映画ですが、興味のある方はぜひ一度見てみてはいかがでしょうか。
by DLMN | 2013-05-17 16:59 | 映画
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